初めての感覚

ここ二、三日前から人恋しくてたまらない。下半身が、というか子宮が疼くようなそんな感覚。こういう疼きは生理前に多少起きる現象ではあれどいまだかつてここまで強い感覚を味わったことがない。中を掻き乱されたい、という強い欲求。 いやあ……たとえこの疼きをおさめてくれる人が出てきたとして、私の頭と心はそれを拒否するだろう。けれど今の私の体はそれ…

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秋だからつらつらと思う

私「が」生きているというのはとりあえずの方便…だって人間には感情、思い入れがあるからね「個」の命はそれぞれ特別だというのが理想で、十把一絡げで言われてもってとこあると思うから。そう言わないとだめ。 でも「生きて」いるものたちみんなおんなじ一本のとっても大きな大きな川となって流れてていのちってなんとなく「個」がない気がするんだよね …

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この世界において…秋という季節からうまれる波長の膨らみは何かと何かの別れ、という事象の震えと同じである アスファルトにこびりついた蝉の死体を鬼の形相でこそぎ落とそうとする、それって意味ある?執着とはそういうものだなと空を見て思う 空では、ひときわ眩しい太陽の光に照らされた雲が明度高く光る一方その影もまた濃く明度低くあるという…

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