430 月にとらわれる 2020年11月30日 魚の眼に映る月は、原始から成熟した卵子と化し、雲に覆われ受精卵となり果てる。 その受精卵は、夜空に根を張り着床することなく満月をもって、欠けてゆく。 お腹に宿ったわたしの頃から静かに眠っていた細胞よ、わたしのようでわたしでない存在になれてよかったね。 さようなら。 続きを読むread more
2222 空間と空間の狭間 2020年11月27日 空間と空間の間に隙間があるとすればそこはあるがままの姿でいられる場所だろうか? いや、 しかしその前に… 誰がありのままの姿であると決めるのだろうその基準は… 続きを読むread more