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一抹の喜びと最良の悲しみ 叩きつけた瞳から測りかねる襞のほころびを露わにした世界初の試み 感情に干渉する環状の歓笑から垣間見るかつての面影の音色は頭に浮かび続ける平行な垂直となる 立つには心許ない台の上で

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水滴の向こうに見える君水滴の中に見える君 君が、どこにいるかが大切? 革新的な確信的な何かがほしくて混沌の中に自ら巣を作るくせしてその世界に一本の線を求めるからおかしくなるんだよ 君が、どこにいても同じ。 見えているものは見えていないのと、同じ。 水滴の、君。どこにいても同じ。 それならば私と、見つめ合いましょう…

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