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窓の向こうに見える山々へ向かって私は落ちることなく、歩く事ができる。 この窓の前でいつか彼とお茶しながら談笑すると思うよ (この彼から湧き出るぎこちない安らぎは、どこを経由しているのだろうかといつも思う) そういえば… この人の目の中に私はどう映っているのか探ることって、甘いお汁粉の中にしょっぱさを探すのと似てる。

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空へ昇っているの?空から降りているの?どっちなのかな 遠目から見る彼の髪乱したいと思ってる 私は空へ昇り地と結託して風を起こすよ

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入口と出口にあたる穴がある壺のような形をしたものなぜそれが、ここにあるのかはわからないけれどいつでもどこでも持ち歩いているわけでもないのに私のそばにある 触りたい時には触れる ー どんな感触だろう 匂いを嗅ぎたい時には嗅げるし ー どんな匂いだろう ペロッと舐めてみれば… ー どんな味だろう …

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