2021年07月19日 2011 ツヅラフジ 壁に蔓延る蔦。このようにして葛藤は心を覆っている。葛藤は、自ら立つことができない。そうか。葛藤は、私の心を利用しているわけだ。しかし私の心もまた同様に、この葛藤を利用しているのではないかと思う。……そうでないことを祈ってる。船橋駅。静止した私の中に、動く人たちが集約されていく。もし今、耳の奥にあるステンレス製の箱がなくなったら私はこの空間で生きていても仕方がないと感じた。
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