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のぼるでんしゃと

くだるかわ

くだるでんしゃと

のぼるかわ

くだるでんしゃと

くだるかわ

のぼるでんしゃと

のぼるかわ

どれでも全然構わない。

どうだっていいことばかりなんだけど

生きるって、そゆことだよね。

そゆこと、だったんだよね？

※これは、川に落ちた瞬間、

私の瞳に映った景色です。

…じゃあ！！！

ここにいる私は！！！

誰だ！！！

人は、

ゼリー上のものに包まれた

トマトの種だったらよかったのにと思う。

電車に揺られる吊革を見ながら

これは、人みたいだなぁって思った。

人は、吊革みたいなもんだろうか。

なんでそう思ったのかは、

よくわかんない。

これが全てと思っていても

さらに上に、その全て、を

統べるものがあって

それに気づかんでおるんやろか。

ポールにつながれたつり革が

ゆらゆら電車の動きにつられて

揺れている。

電車に乗るの、好きだな。

通勤電車、好きだよ。

社会の歯車になるっていうの

一部の高尚な人から見たら

嘲笑の極みなのかもしれないよね。

でも、

人間味って、こゆとこにあるんやろなぁって

普通感あって好きやわ。

そう感じながらも

自分を憐れんだり、

とにかく

いろいろ感じるのに忙しい。

私はキョロキョロ周りをうかがいながら、

人間らしさを学習してる。

知るって、まぁ、楽しいよ。