音楽で夢を見るということ（音楽＝睡眠、の場合）

私は小さな私になりました。

自分の血管を流れる血液に身をまかせ体内を巡ったり、

そして、一つの細胞と一つの細胞を繋ぐ神経回路を流れる電気に身をまかせたり、

そんな体内ツアーをしたあと、

細胞の中のミトコンドリアを布団にしてスヤスヤ眠りました。

大きな世界から小さな世界へ。

私はしばらく穴をすり抜け続けます。

小さな世界は小さい、と言っても

大きいよりずっと大きいんだけど、

その、すごく小さい世界にむかって

昇っているのか降っているのか前後左右に移動してるのかわかんないくらいの

そんな移動をし続けます。

進めば進むほど

どんどん穴は小さく萎んでいく。

萎んでいくので

自分が削られていきます。

最後には　私　だけしか残りません。

私、が、その小さな世界でしょうか。

福間さんのCD

this is our music聴いていると

こんな感じを覚えます。