無くした、らしい、思い出
高校時代
国語の教科担任だった先生は
助詞の を を ゥオ って発音するような先生だった。
その人は、
私が初めて受けた小論文の模擬テストの結果を見て興奮していた。良かったからだろうね。「これからが楽しみです」とかコメントあったもんね。先生は普段の課題からも評価してくれていて、かなり熱のこもった指導をしてくれていた。
卒業時、その先生に突然、
「あなたの良さを潰してしまったわごめんなさい」
と謝られた。
今でもわからないんだよね。
私の良さ、ってなんだったんだろうか?
これって多分、
好きじゃない人に、ごめん付き合えない、って急に謝られた時の気持ちと一緒かな?!
私の良さがある文章?とかそんなの当時の私が意識できていたわけはなく…
ただひたすらに先生の指導を一所懸命に受けていただけであり…。
なんなんだろうね、
私は一体何を持ってて、どう失ってしまったんだろうね。
それはそうとしてもさ、そもそも
2、3年で潰される私の良さなんて
大したもんじゃなかったと思うんだよね。
そんなもんだよね。
たまに思い出すから、ここに書いてみた。
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